第5回高松国際ピアノコンクール スマホサイト

審査員

審査員長

岩崎 淑 [ 日本/ピアニスト ]

岩崎 淑
©︎Eisuke Miyoshi

倉敷市出身。桐朋学園大学、ハートフォード大学、ジュリアード音楽院、キジアーナ音楽院で、井口秋子、井口基成、J.ラタイナ、A.ベネデッティ・ミケランジェリ、S.ロレンツィ、I.フロインドリッヒの各氏に師事。1967年ミュンヘン国際音楽コンクール二重奏部門第3位。68年ブダペスト、70年チャイコフスキー国際音楽コンクールで最優秀伴奏者賞受賞。76年より「岩崎淑ミュージック・イン・スタイル」主宰。79年より「沖縄ムーンビーチ・ミュージック・キャンプ&フェスティバル」、97年より「沖縄国際音楽祭」を弟の岩崎洸と開催。

演奏活動のほかイタリア・カントゥ国際音楽コンクール審査員、高松国際ピアノコンクールでは審査員長を務める。桐朋学園大学院大学教授、武庫川女子大学、くらしき作陽音楽大学客員教授等で教鞭をとった。I.ギトリス、A.ナヴァラらとの共演CDも多数。著書は『音楽さえあれば』『アンサンブルのよろこび』『ピアニストの毎日の基礎練習帳』『楽興の瞬間』。

1989年第44回芸術祭賞受賞。99年ノルウェー王国功労勲章叙勲。2005年福武文化賞、14年第24回新日鉄住金音楽賞特別賞、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門特別賞受賞。2018年第76回山陽新聞賞[文化功労]表彰。倉敷市文化振興財団アドバイザー。日本グリーグ協会会長、国際音楽祭ヤング・プラハ日本実行委員会会長。

副審査員長

青柳 晋 [ 日本/ピアニスト ]

青柳 晋
©︎Ayane Shindo

ニカラグア生まれ、米国で5歳よりピアノを始める。
日本に帰国後、全日本学生音楽コンクール全国大会で1位受賞。桐朋学園大学在学中に西日本音楽賞を受賞し、ベルリン芸術大学に留学。
1992年ロン・ティボー国際コンクールに入賞後、パリ日本大使館、ラジオ・フランス、旧西・東ドイツ各地からアメリカに至るまで各地で演奏活動を展開。ハエン、アルフレード=カゼッラ、ポリーノの各国際ピアノコンクールで1位受賞。1997年頃より日本でも演奏活動を開始し、2000年には青山音楽賞を受賞。第28回日本ショパン協会賞受賞。

これまでに10枚のソロ・室内楽アルバムをリリースし、いずれも高い評価を受けている。2006年よりリスト作品をメインに据えた自主企画リサイタルシリーズ「リストのいる部屋」をスタートさせ、2022には17回目を迎える。国内外のオーケストラとも数多く共演し、著名アーティストからの信頼も厚く、近年は室内楽奏者としても活躍の場を広げている。2012年3月カーネギーホール・ワイルリサイタルホールでデビュー公演、現地メディアで絶讃を博す。コンクール審査員としても経験を重ね、日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、ハエン国際コンクール審査員などを歴任し、高松国際ピアノコンクールでは第一回目から審査に参加、現在副審査員長として同コンクールのプロデュースにも携わる。

東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団など全国の主要オーケストラと協演。
これまでに宇賀田克子、藤村佑子、山田富士子、山田康子、ジョー・ボートライト、リリー・クラウス、クラウス・ヘルヴィヒ、パスカル・ドゥヴァイヨンに師事。
東京芸術大学教授、洗足学園大学客員教授、札幌大谷大学客員教授、大分県立芸術文化短期大学特別講師、長崎おぢか国際音楽祭音楽監督を務めながら幅広く演奏活動を継続中。
オフィシャル・ウェブサイト <http://www.susumuaoyagi.com/>

審査員

エドワード・アウアー [ アメリカ/ピアニスト ]

エドワード・アウアー

1941年12月7日ニューヨーク生まれ。ロサンゼルスで育ち、ピアノをオウビ・ツェルコから、作曲をレオナルド・ステインから学ぶ。わずか8歳でモーツァルトのピアノ四重奏やシューマンの五重奏を父親やその友人たちと演奏。10代前半にはすでにロサンゼルス地域ではよく知られており、ソリストや室内楽奏者としてコンクールで入賞、コンサートを行っていた。ジュリアード音楽院ではロジーナ・レヴィンに師事。ジュリアード音楽院卒業後、フルブライト奨学生としてパリでジュリアス・カッチェンに学ぶ。

パリ滞在中にマルグリット・ロン・コンクールで第1位、その後ベートーヴェン、エリザベート、チャイコフスキー、ショパンの各コンクールでも入賞。今ではこれらのコンクールでの審査員を務める。チャイコフスキーでの入賞により、ホワイトハウスに招待され演奏。また、1965年の権威あるショパンコンクールの入賞は、アメリカ人として初の入賞であり、その後20以上のコンサートツアーをポーランドで行っている。

インディアナ大学で後進の指導に当たる一方、演奏活動や録音も積極的に行っており、30か国以上の国において、ソロのリサイタルやズービン・メータ、リッカルド・シャイー、ヘルベルト・ブロムシュテット、セルジュ・コミッショーナ、ロバート・ショウ、 シャルル・デュトワらの指揮のもと、協奏曲の演奏を行っている。

ショパン作品の解釈にはとりわけ定評があり、その膨大なショパンレパートリーの録音に力を入れている。ショパン生誕200周年に合わせたこのシリーズは、協奏曲、ソナタ、マズルカとポロネーズ2巻、その他多数の作品を含む。ノクターンとスケルツォのボリュームI及びII、そして上海クァルテットとベーシストのピーター・ロイドとの共演による協奏曲2曲はすでにリリースされており、ソナタも近日リリース予定。有名なピアニストで批評家でもあるハリス・ゴールドスミスは、最初のノクターンの録音についてこう評している。「アウアーは、フレーズやテンポなど、様々な愉快な演出で聴き手の期待を超えていくコツを持っているが、ありがたいことに、彼の抑えきれない個性のディテールが、この多様で長いトーンの詩を崩すことは決して許さないのだ。」


ヴィンチェンツォ・バルツァーニ [ イタリア/ピアニスト ]

ヴィンチェンツォ・バルツァーニ

ミラノ・ヴェルディ音楽院にてアルベルト・モツァッティ氏に師事、同学院を首席で卒業。14歳の時にフォルスター=リコルディ全国ピアノコンクールで優勝。16歳の時にバルセロナのマリア・カナルス国際コンクールでリスト賞を受賞。1971年にはエットレ・ポッツォーリ、トレヴィゾ、エンナ、ヴィオッティなど数々の国際ピアノコンクールで上位入賞。

1975年、イタリア放送協会(RAI)を代表し、フランス人作曲家ラヴェルの生誕100周年を記念するモーリス・ラヴェルコンクールで演奏。ミラノのスカラ座やナポリのサンカルロ劇場、ペトルッツェリ・バーリ劇場、トリノ王立歌劇場、オリンピコ・ローマなど主要ホールでの演奏や、ベルガモ-ブレシャ・フェスティバル、スポレートで開催される「2つの世界のフェスティバル」、トリノの9月音楽祭等、これまでに世界各地で行ったコンサートやリサイタルは1200回を超える。ラジオやテレビの収録も多く行い、スカルラッティ、モーツァルト、フンメル、ベートーヴェン、ショパン、ロッシーニ/リスト、シューベルト/リストなどのLPやCD録音も多数。

1973年以降は後進の指導にもあたり、現在ミラノ・ヴェルディ音楽院教授。また、ヴィオッティ国際音楽コンクール、エットレ・ポッツォーリ国際ピアノコンクール、ロンドン国際ピアノコンクール、スペイン人作曲家国際ピアノコンクール、倉敷で催された「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール」、高松国際ピアノコンクール、深圳国際ピアノコンクール等、数多くの国際コンクールで審査員を務め、また、イタリア国内外で多くのマスタークラスやレクチャーなども行っている。カントゥ国際ピアノコンクールやヴァルセヴァルセジア国際音楽コンクール、Pianotalents(ミラノ)、エットレ・ポッツォーリ国際ピアノコンクール(セレーニョ)、モンテローザ・カワイヤング国際コンクール、タディーニ国際音楽コンクール(ロベーレ)の芸術監督も務める。

2009年からは、ミラノで自身が設立した「Pianofriends」協会の芸術監督として、音楽祭やコンサート、舞台、セミナーに携わり、PianoIn Associationの代表も務める。


パスカル・ドゥヴァイヨン [ フランス/ピアニスト ]

パスカル・ドゥヴァイヨン

ヴィオッティ国際コンクール、ブゾーニ国際ピアノコンクール、リーズ国際コンクールなど名だたる国際コンクール上位入賞に加え、1978年のチャイコフスキー国際コンクールでは、フランス人ピアニストとして過去最高位となる第2位を獲得。世界にその名を知らしめることとなった。

これまでパリ響、ロンドンフィルハーモニック、ロッテルダムフィルハーモニック、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団、NHK交響楽団をはじめとする世界の名だたるオーケストラと共演、カーネギーホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、クィーン・エリザベス・ホールでリサイタルを重ね、いずれも絶賛を博す。ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏から、バルトーク、メシアンなどの20世紀作曲家や現代作曲家までレパートリーは多彩で幅広い。
2006年からは夫人である村田理夏子とピアノデュオを組み、ヨーロッパ、メキシコ、韓国など世界各地で演奏活動を行う。CD録音には、メシアン、ドビュッシー、ラベルらの作品や豪華で壮大なファウスト交響曲などがある。

パリ高等音楽院教授やベルリン芸術大学教授、ジュネーブ州立高等音楽院などで教鞭をとり、現在桐朋学園大学特任教授を務める。日本ですでに音楽に関する本を5冊出版。2019年にはドビュッシーの前奏曲集のCDも発売。ロン=ティボー国際コンクール、スクリャービン国際ピアノコンクール、リーズ国際ピアノコンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、ベートーヴェン国際ピアノコンクールなど世界的国際コンクール審査委員を務める。数多くの門下生は、リーズ国際ピアノコンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール、ベートーヴェン国際ピアノコンクールなどの著名なコンクールで入賞している。


ヤン・イラーチェク・フォン・アルニム [ ドイツ/ピアニスト ]

ヤン・イラーチェク・フォン・アルニム

音楽家の家に生まれたピアニスト、ヤン・イラーチェク・フォン・アルニムは、BBC音楽誌から同世代を代表するピアニストの一人と評される。ブゾーニ国際コンクール(イタリア)、マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール(スペイン)で最優秀賞を受賞、第10回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(USA)にも入賞。ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、カーネギーホール・ニューヨークなどで定期的に演奏活動を行っている。

2001年にウィーン国立音楽大学ピアノ科教授に就任、その生徒たちは、「UNISA国際ピアノコンクール」(2020年、南アフリカ)、「トップ・オブ・ザ・ワールド国際ピアノコンクール」(2019年、ノルウェー)、「トゥクマン国際ピアノコンクール」(2019年、アルゼンチン)、2018年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール」(2018年、スペイン)、「ダブリン国際ピアノコンクール」(2018年、アイルランド)、「グラドゥス・アド・パルナッサム」(オーストリア)、「ノイエ・ステルネ」(ドイツ)など、主要な国際ピアノコンクールで入賞を果たしている。

北米、アジア、ヨーロッパで定期的にマスタークラスを開催しており、直近では東京の桐朋学園大学のPTNA受賞者とジュニアグレードタレント、イタリアのポジターノでの、ヴィルヘルム・ケンプ文化財団のためにマスタークラスを開催。2020年には、ボストン音楽院、ピーボディ音楽院、イェール音楽院のマスタークラスに招聘、また”Piano-Texas”(アメリカ)、“Allegro vivo”(オーストリア)などの音楽祭にも招かれている。

多くの国際ピアノコンクールの審査員としても頻繁に招かれており、日本の「浜松国際ピアノコンクール」、イタリアの「ブゾーニ国際ピアノコンクール」、「チャイコフスキー国際若手音楽家コンクール」などの審査員を務める。
2011年より、世界で最も権威のある音楽コンクールの一つである「ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクール」の芸術監督兼会長。


アンドレイ・ピサレフ [ ロシア/ピアニスト ]

アンドレイ・ピサレフ

1962年ロシア・ロストフ生まれ。7才で音楽をはじめ、1978年にモスクワに移り、音楽大学で学ぶ。その後モスクワ音楽院に入学、セルゲイ・ドレンスキー氏に師事。1987年に音楽院を卒業し、1989年に修士号を取得。

1991年2月ザルツブルグで開かれた第5回国際モーツァルトコンクール優勝。同国際コンクールピアノ部門では1956年以来の久しぶりの第1位となった。
このコンクール以外にも1983年ラフマニノフ・コンクール(モスクワ)、1992年UNISA-Transnet 国際ピアノコンクール(プレトリア)優勝。また、ソナタおよびモーツァルト協奏曲最高演奏賞の特別賞も受ける。
これらのコンクールでの優勝を経て、世界各地の有名なホールでの演奏活動を展開。また、日本フィルハーモニー交響楽団、RAI国立交響楽団、ケープ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団などと共演。その演奏はロシアだけではなく、米国、中南米、ヨーロッパ、日本、中国、韓国、台湾など各地の聴衆や批評家から高く評価されている。

バッハ、モーツァルト、リスト、ショパン、ラフマニノフ、ドビュッシー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなど膨大なレパートリーを持つ。
現在モスクワ音楽院教授であり2013年より同ピアノ科の主任教授。また、ロシア国内はもとより、日本、米国、韓国、中国、ブラジル、英国、アイルランド、南アフリカ、クロアチアなど各地でマスタークラスを実施し、後進の指導にあたっている。


アンティ・シーララ [ フィンランド/ピアニスト ]

アンティ・シーララ

フィンランドのピアニスト、アンティ・シーララは、同世代の中で最高のピアニストの一人としての地位を確立しており、その豊かな音色、歌のようなフレージング、表現力豊かな知性は称賛されている。リーズ国際ピアノコンクールをはじめ、数々の国際コンクールで優勝。1997年には、ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクールで史上最年少の受賞者として優勝した。これにより翌年にはヘルシンキのシベリウス・アカデミーでベートーヴェンのピアノ作品を全曲演奏、またベートーヴェンはそのレパートリーの中の大きな存在となった。

ヘルベルト・ブロムシュテット、フランソワ=グザヴィエ・ロート、エサ=ペッカ・サロネン、サカリ・オラモなどの著名な指揮者と共演、ベルリン・ドイツ交響楽団、バンベルク交響楽団といったオーケストラと協演。また、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ウィーン交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団などとも定期的に共演するほか、カロリン・ウィドマン、バイバ・スクライド、ローレンス・パワーなどと室内楽も定期的に演奏している。

最近では、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団との協演デビューでグリーグのピアノ協奏曲を演奏、モリッツブルク音楽祭ではローレンス・パワーと共演し、トーマス・アデスの「3つのベルセウス」をドイツで初演した。これからは北欧室内管弦楽団、マインツ・フィルハーモニー管弦楽団(エヴァ・オリカイネン指揮)、プラハ交響楽団(ピエタリ・インキネン指揮)との協演が予定されている。

CDはグラモフォン誌の編集者賞を何度か受賞しており、ソニー(シューベルトの鱒の五重奏曲と新作曲の変奏曲)、ナクソス(ブラームスとシューベルトの作品のトランスクリプション)などが出ている。その他の録音には、ベートーヴェンの最後の3つのソナタ(AVI-Music)、ベートーヴェンの三重協奏曲(SONY、ザ・ナイツ、コリン・ヤコブセン、ヤン・ヴォーグラーとの共演)などがある。
現在、ミュンヘン音楽演劇大学ピアノ科教授。


植田 克己 [ 日本/ピアニスト ]

植田 克己

札幌生まれ。東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学音楽学部を経て1975年同大学院音楽研究科修了。ピアノを手島由芙子、熊谷玲子、田村宏、伊達純、松浦豊明各氏に師事。1969年第38回日本音楽コンクール入選。’71年安宅賞、’73年クロイツァー賞を受賞。
75年ドイツのデトモルト北西ドイツ音楽アカデミーに留学、翌年からはベルリン芸術大学で引き続きクラウス・シルデ氏に師事。’77年第17回ロン・ティボー国際音楽コンクール第2位大賞受賞。’78年イタリアのポジターノで、ウィルヘルム・ケンプ氏によるベートーヴェン作品の講座に参加。同年から79年までベルリン芸術大学助手を務める。欧州各地で演奏活動を展開。
日本国内では東京交響楽団、NHK交響楽団、札幌交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、ベルリン交響楽団、東京芸術大学オーケストラなどと共演。独奏リサイタルの他、室内楽奏者としても活躍する。
1986年より2005年まで「植田克己ベートーヴェンシリーズ」を27回に亘り開催して、独奏曲、室内楽曲、歌曲を網羅して演奏。
ケルン国際音楽コンクール、仙台国際音楽コンクール、浜松国際ピアノコンクール、イサン・ユン国際音楽コンクール、ジュネーヴ国際音楽コンクール、日本音楽コンクール、ハリーナ・チェルニーステファンスカ記念国際ピアノコンクールなどの審査員を歴任。
1982年から2017年3月まで東京藝術大学に勤務。2008年から6年間音楽学部長を務める。
現在上野学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授、仙台国際音楽コンクール運営委員長。


松本 和将 [ 日本/ピアニスト ]

松本 和将

第67回日本音楽コンクールに優勝し、併せて増沢賞はじめ全賞を受賞。
ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位、エリーザベト王妃国際音楽コンクール第5位。

これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東京交響楽団、東京フィルなど、多くのオーケストラと共演。2006年、ベートーヴェン3大ピアノソナタで全国ツアー、2009年より3年連続で、オールショパンプログラム全国ツアーを行い、2016年よりリサイタルシリーズ「松本和将の世界音楽遺産」を開始。前橋汀子、宮本文昭など多くのアーティストからの信頼を得、上里はな子・向井航とともにピアノトリオも組んでいる。

これまでに2枚のレコード芸術の特選盤(「展覧会の絵」「後期ロマン派名曲集」)を含む21枚のCDをリリース。名古屋音楽大学客員准教授。
公式HP:http://www.kaz-matsumoto.com

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