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香川県・高松市について

香川県について

 香川県は、日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の中心に位置し、四国の東北部にあります。地形は半月型で、南部には讃岐山脈が連なり、北部には讃岐平野が広がっています。面積が全国で最も狭く(1,876.55平方km)、北は瀬戸内海を挟んで、瀬戸大橋で岡山県と結ばれ、東及び南は徳島県に、西は愛媛県に接しています。海岸線の延長は約722kmで、海には多数の島が点在し、世界でも類を見ない多島美を作り上げており、風光は誠に美しいものがあります。四季を通じて少雨で温暖な気候に恵まれています。

瀬戸大橋

 1953年に国の特別名勝に指定された栗林公園は、江戸時代に高松藩別邸として使われていた庭園で、海外の観光ガイドや庭園専門誌からも高い評価を受けています。紫雲山を借景として6つの池と13の築山を巧妙に配し、回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっています。2012年からは南湖を周遊する和船が運航開始し、船頭の解説を聞きながら、いつもとは違った視点で栗林公園をお楽しみいただけるようになりました。
 弘法大師・空海が開創したと伝えられる四国霊場は、2014年に開創1200年を迎えました。香川県内には、第67番札所の大興寺から第88番札所 結願の大窪寺まで22札所があります。千年を超えて受け継がれてきた四国遍路は、世界でも稀に見る生きた広域文化資産であり、遍路文化の保全と継承を目的として世界文化遺産登録に向けて取り組んでいます。
 2011年10月11日、県名を『うどん県』に改名するという架空の設定で、県出身の俳優、要 潤を副知事役に配し、その他県出身有名人が出演した動画を公開しました。この公開をきっかけに『うどん県』が広く知られるようになり、『うどん県。それだけじゃない香川県』プロジェクトの一環として『アート県』と名付けたプロモーション活動が始まりました。
 これまでに、猪熊弦一郎などの数多くの優れた芸術家を輩出するとともに、創作活動の場としてイサム・ノグチなどの世界的な芸術家をひき付けるなど、現代美術を中心とした優れた文化芸術を受け入れてきた個性豊かな地でもあります。
 また、香川県庁舎東館や丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、地中美術館などの世界的な建築家が設計した建築が数多く存在し、多数の見学者が訪れるなど、現代建築の面でも衆目を集めているほか、瀬戸内国際芸術祭の開催により、現代アートの面でも世界的に注目されているところです。
 さらに、5人の人間国宝を輩出している香川漆芸などの伝統工芸や、器楽・声楽の分野で多くの演奏家を輩出している音楽をはじめ、文学、美術、演劇、舞踏などの芸術や、茶道、華道、書道などの生活文化が多くの人に親しまれるとともに、それぞれの分野で文化芸術団体が設立され、活発な活動が行われています。

【公益社団法人瀬戸フィルハーモニー交響楽団について】
 高松国際ピアノコンクール第3次審査、本選のオーケストラで演奏する公益社団法人瀬戸フィルハーモニー交響楽団は、2001年11月に、四国初のプロオーケストラとして地域の音楽文化の活性化を目的として設立されました。2010年1月には公益社団法人に移行して「瀬戸フィル」という愛称で、地域に根差した活動を展開しています。

栗林公園

金刀比羅宮

遍路

瀬戸内国際芸術祭
女木島(カモメの駐車場)

讃岐漆器

香川県のシンボル

県章
カガワの頭文字の「カ」をデザインしたもので、香川県の特色ある山容と、平和のシンボルである県花・県木「オリーブ」の葉を表現し、恵まれた風土にはぐくまれて、向上発展を続ける香川県のすがたを象徴しています。昭和52年10月1日に制定されました。


『うどん県。それだけじゃない香川県』プロジェクトの架空の設定で県名を改名した『うどん県』の県章です。この県章を型どったうどん県章バッチは、平成23年10月のプロジェクトの開始時に要潤うどん県副知事がつけていたことから話題になり人気を博しました。


県花・県木 [オリーブ]
モクセイ科の常緑樹で、初夏に白い小さな花をつけます。ヨーロッパでは、平和と充実の象徴。県花としては、昭和29年のNHK開局記念番組で発表されました。県木としては、緑化運動のなかで県民から公募して、昭和41年9月10日に選定されました。


県民鳥 [ホトトギス]
古くから歌や詩に多く詠まれている鳥で、県内に広く生息し、よく知られています。夏の渡り鳥ですが、香川県でよく繁殖します。昆虫、特に、毛虫を食べるので有益。昭和41年5月10日に指定になりました。


県民獣 [シカ]
シカは県内では小豆島に生息し、ホンシュウシカとして学術的に貴重なもので、また、観光資源にもなっています。気品のある姿は、県民の象徴としてふさわしいものといえるでしょう。昭和41年5月10日に指定になりました。


県魚 [ハマチ]
昭和初期に日本で初めて、香川県で養殖技術が開発されました。現在では、本県の水産業の基幹魚種になっています。モジャコ、ツバス、ハマチ等の名で、出世魚として知られ、日々の料理に広く用いられています。平成7年11月7日に指定になりました。


【参考HP】