第4回TIPCについて
組織|審査員|作曲家・室内楽奏者|指揮者・オーケストラ|メインビジュアル
【委嘱作品作曲家】小出 稚子
【室内楽奏者】ヴァイオリン:玉井 菜採|川久保 賜紀
ヴィオラ:大野かおる|松実健太 チェロ:河野文昭|長谷川陽子
1982年生まれ、千葉県出身。東京音楽大学大学院修了後ロームミュージックファンデーション、文化庁、デンハーグ王立音楽院より奨学金を受け、アムステルダム音楽院およびデンハーグ王立音楽院に留学。その後インドネシア政府奨学金および野村財団より助成を受け、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校でジャワ・ガムランの演奏と理論を学ぶ。これまでに作曲を池辺晋一郎、伊左治直、遠藤雅夫、佐藤眞、藤原豊、福田陽、細川俊夫、WimHenderickx、Martijn Padding、YannisKyriakides各氏に師事。
第17回芥川作曲賞、第76回日本音楽コンクール作曲部門第2位および聴衆賞、第18回出光音楽賞、アリオン賞等を受賞。自作自演ユニット「鬼子母神不眠ガールズ」、エロティシズムをテーマとするアート・ユニット「すけべ人間」各メンバー。
(C)尾形正茂
京都生まれ。桐朋学園大学在学中に、プラハの春国際コンクールヴァイオリン部門に優勝。東儀祐二、小国英樹、久保田良作、立田あづさ、和波孝禧の各氏に師事。
卒業後、アムステルダム・スヴェーリンク音楽院にてH.クレバース氏、ミュンヘン音楽大学マイスタークラスにてA.チュマチェンコ氏に師事。この間、J.S.バッハ国際コンクール最高位をはじめ、エリザベート王妃国際コンクール、シベリウス国際コンクールなど数々のコンクールに優勝、入賞している。文化庁芸術祭新人賞、京都府文化賞奨励賞、滋賀県文化奨励賞など数多くの賞を受賞。
これまでに、ロシアナショナル管弦楽団、ベルギー放響、ヘルシンキフィル、スロヴァキアフィル、N響、大阪フィル、京響など、国内外のオーケストラと共演、ヨーロッパ各地、国内でリサイタルを行い、室内楽奏者としての信頼も厚い。紀尾井シンフォニエッタ東京コンサートマスター、東京クライスアンサンブルメンバー、アンサンブルofトウキョウソロヴァイオリニスト。子供のための室内楽アカデミー“びわこミュージックハーベスト”コーディネーター。東京藝術大学音楽学部准教授。
(C)Yuji Hori
2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞(1位なしの2位)。2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。
幼少時をアメリカで過ごし、主要な北米オーケストラと共演するなど、豊富なステージ経験を積む。1997年チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとして初来日。以来、定期的に来日し、日本の主要オーケストラと共演を重ねる他、ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルハーモニー管などの日本公演のソリストに迎えられ、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年はワシントンや淡路島で自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮している。最新CD「アンコール!」(エイベックス・クラシックス)。使用楽器は、S&R財団より貸与されている。ミュンヘン在住。
川久保賜紀オフィシャル・ウェブ・サイトhttp://www.tamakikawakubo.com/
5歳よりヴァイオリンを始め15歳でヴィオラに転向する。東京芸術大学付属音楽高校、同大学を経て同大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。学内のモーニングコンサートでは芸大フィルハーモニアとダヴィッドのヴィオラ協奏曲を日本初演。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞、併せて2つの特別賞も受賞する。2004年と2010年の日本音楽コンクールでは本選会の共演に対し審査員特別賞がおくられる。ソロと室内楽を中心に国内外で幅広く活躍。これまでに著名なアーティストとの共演は数え切れず、常に高い信頼を得ている。アンサンブルofトウキョウでは創立以来、30年間中心的なメンバーとして活躍している。2008年にはアルファ弦楽四重奏団を結成しベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏を達成した。2014年には新たにカルテットプラチナムを結成し活動を開始している。演奏活動の傍ら、東京藝術大学、東京音楽大学、洗足学園音楽大学で後進の指導も行い、大阪芸術大学大学院客員教授も務める。
桐朋学園大学を経て、英国王立音楽院を首席卒業。1994年、英国ターンブリッジウェルズ国際コンクール弦楽器部門優勝。第5回ライオネルターティス国際ヴィオラコンクール(英国)第2位と特別賞を受賞。現在、日本を拠点に欧米でも活躍、国内では様々な音楽祭等に参加している。NHK-BS 「クラシック倶楽部」、「ぴあのピア」などに度々出演している。ソロCDをこれまでに4枚リリース、いずれも好評を得ている。2001年、英国王立音楽院よりアソシエイトの称号(ARAM)を授与される。2006年第9回ライオネルターティス国際ヴィオラコンクールの審査員を務めた。現在、昭和音楽大学、東京学芸大学などで後進の指導にもあたっている。昭和音楽大学所蔵のヴィオラ「F,ゴッフリラ」を貸与されている。
京都市立芸術大学卒業。1982年に文化庁在外派遣研究員としてロスアンジェルスで、その後ウィーン国立音楽大学にて研鑽を重ねる。黒沼俊夫、G・ライトー、A・ナヴァラの各氏に師事。
1984年帰国後は、独奏者として各地でリサイタル、オーケストラとの共演を重ねており、フィンランドの作曲家コッコネンの協奏曲、ルチアーノ・ベリオの「セクエンツァⅩⅣ」の日本初演も行った。
現在、アンサンブルofトウキョウ、紀尾井シンフォニエッタ東京、静岡音楽館(AOI)レジデントカルテット、岡山潔弦楽四重奏団などのメンバーとして、アンサンブルの分野でも活躍。これまでに、ニューヨーク「バッハ・モーツァルトフェスティヴァル」(1989年)への参加を始めとして、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、オーストリー、韓国、アメリカなどで公演するなど、国内外に幅広く精力的な演奏活動を行っている。
93年~2003年、ゆふいん音楽祭音楽監督の他、各地の音楽祭、講習会の講師として参加。
81年第50回日本音楽コンクールチェロ部門第一位、90年京都音楽賞、92年大阪府文化祭賞、2004年京都府文化賞功労賞等、受賞多数。
現在、東京藝術大学教授。
(C)千葉広子
日本を代表するチェロ奏者の一人。デビュー25周年を経て第一線で活躍している。
1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988年小林研一郎指揮、日本フィルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。これまで、国内外の主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタルのほか、朗読との共演など、その活動は多岐にわたる。2016 年には、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を行い、全国各地に名演を届けた。
録音はビクターエンタテインメントより20枚以上のCDをリリースし、いずれも好評を博している。
霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。
ホームページ http://yoko-hasegawa.com/