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2013年08月28日第3回TIPCプレイベント 青柳 晋リサイタル演奏曲解説(第2回)

第3回高松国際ピアノコンクール プレイベント「青柳 晋 ピアノリサイタル」において、青柳 晋氏がどのような曲を演奏されるのか、解説をご紹介します。


2013年9月10日(火) 青柳 晋 ピアノリサイタル
シューベルト:3つのピアノ曲 D946
死の年1828年の忘れられた作品で、ブラームスによって再発見され今日ではメジャーなピアノ曲のひとつに数えられる。雄大な中間部をもつタランテラの第1曲、長大でいかにもシューベルトらしい静謐さをたたえた第2曲、まるでけんけん遊びをしているかのような軽快な第3曲からなる。

ショパン:12の練習曲集 Op.25(全曲)
ピアノのために書かれたあらゆる練習曲の中でも音楽的に最も完成度が高く、またそれゆえに演奏に技術力だけでなく高尚な精神性が必要とされる2つの練習曲集のうち、作品10のあとに作曲された。
いずれの練習曲集も演奏会で取り上げられる事も多い。作品25はパッセージの演奏効果を上げることに専念した作品10に比べると、よりハーモニックで、芸術的なセンスをより要求されているという事が出来るだろう。

第1番  『エオリアン・ハープ』 変イ長調
第2番   ヘ短調
第3番   ヘ長調
第4番   イ短調
第5番   ホ短調
第6番   嬰ト短調
第7番   嬰ハ短調
第8番   変ニ長調
第9番  『蝶々』 変ト長調
第10番  ロ短調
第11番 『木枯らし』 イ短調
第12番 『大洋』 ハ短調


前回ご紹介した楽曲と合わせて、本リサイタルでは4つの楽曲をお届けします。また、「J.S.バッハ 平均律クラヴィア曲集第2巻より ニ短調 BWV875 へ長調 BWV880」は、第3回高松国際ピアノコンクールの第一次審査の課題曲にもなっています。ぜひ、この機会にご来場ください。

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